日本人の謙遜を真に受ける受験生…
授業をしない塾の武田塾三軒茶屋校です☆
今回は受験勉強に対する意識の問題について着目したいと思います。
受験生を惑わす、日本人の謙遜についてです！
◆日本人は謙遜しがち…
他所のお宅にお土産を渡す時に「つまらないものですが」と言ったり、お茶を出した時に「粗茶ですが」と言ったり、日本には自分を相手より下に見せる文化があります。
日本人の奥ゆかしさであり、魅力の一つでもあります。
海外の人は人に渡す物を「つまらない」と表現することが理解できないみたいです。
日本はこのような表現を美徳としているためか、あらゆる場面で謙遜しがちです。
学生の間でも、テストの点数が良ければ「たまたまだよ～」と言ったり、勉強に関しても「全然やっていない」と言いますよね？
言う方は良いのですが、時々聞く側がそれを真に受ける場合があります。
◆謙遜を真に受けてませんか？
学校の試験前にたいていの学生が「全然勉強していない」と友達に発言をします。
頑張っていると自分で言うことがカッコ良くないと考えているのかもしれません。
勉強したけど良い点が取れないかもしれないという不安もあるでしょう。
この発言を信じて安心し、皆勉強していないから自分もやらなくていいやーと思っちゃう人がいるんです。
あなたはどうでしょうか？
やっていてもやらないと言うのが日本人です。
嘘というわけではないのでしょうが、日本人は謙遜する人種だということを覚えておきましょう！
◆成功者の謙遜を信じるな…
なぜこんなテーマでブログを書こうかと思ったかと言うと、先日読書をしていた時の違和感からです。
世間的に成功者と言われている人のインタビューがまとめられた内容の本だったのですが、インタビューの中であまり「めっちゃ努力した」と言っている人がいないのです。
学歴が高い人でも「高校生の頃は落ちこぼれだったんですが、入試に出る部分を調べて受験して運よく受かりました」みたいな発言がありました。
もしこれを読んだ勉強嫌いな受験生が、楽して大学に合格しようと真似するんじゃないかなと心配になったわけです。
これは謙遜という問題だけでなく、認識の違いがあると思います。
おちこぼれ＝俺と同じ！ 入試に出る部分を調べる＝勉強しなくていい！ と単純にとらえてしまった場合、その子は100％合格できないと思うのです。
そんなに単純に考えるわけないじゃん！ と思う人もいるでしょうが、かなり多いのではないかと私は思います。
その理由は次です！
◆先生と生徒の認識違い
塾の先生がこのぐらい分かっているだろうという内容を、生徒が分かっていないということはよくあることです。
塾の先生が「最後まで自分も英語が苦手だったよ」と言えば、生徒は英語が苦手でも大丈夫かもしれないと思ってしまう…。
塾の先生が言う苦手と、自分の苦手は同じなのでしょうか？
塾の先生は大学に合格している人なので、志望校の合格基準の英語力はあったはずですね。
苦手の基準が違います。
そして、全ての科目に基礎学力が必要です。
前述で書いた入試の分析により大学に合格したという話は、基礎学力が無くても合格できたと思いますか？
そんなわけないのです！
◆受験勉強の前に自己認識が必要！
全受験生の中で、自分がどの位置にいるのかをまず知りましょう！
そのためには模試を受けるのが一番です。
例え学校での成績が良くても、偏差値が高いとは言えません。
厳しいことを言うようですが、特に進学校でなければ学校での成績は一般入試において無関係です。
テスト内容が他校より簡単な可能性もあります。
大学入試は全国大会と同じなので、現状を知り改善していきましょう。
合格体験関連記事ー・－・－・－・－・－・－・－・－・
人気ブログー・－・－・－・－・－・－・－・－・
『無料受験相談』＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
武田塾三軒茶屋校では随時無料の受験相談を行っております。 志望校選び、正しい勉強方法、偏差値を上げる方法、将来のこと、どんな内容でも個別に対応いたしております。
【武田塾三軒茶屋校 三軒茶屋の個別指導塾・予備校】 〒154-0004 東京都世田谷区太子堂2-14-3 アーバンリゾート三軒茶屋ビル 3Ｆ 東急田園都市線 三軒茶屋駅 北口B 徒歩1分 TEL：03-6805-4347 FAX：03-6805-4397 Mail：sangenjaya@takeda.tv
用賀駅から6分♪
桜新町駅から4分♪
お洒落な恵比寿からも近い♪
