古文の勉強方法② 「なむ」の判別
前回の続き、「なむ」の判別の方法から書きたいと思います。
①「死ぬ」「去ぬ」の活用語尾
②完了「ぬ」+水量「む」
③係助詞
④終助詞
①は直前に「死」か「去」がきていたらOKなので見極めは簡単ですよね。 問題はそのあと。
連用形に接続していたら②
体言、連体形、助詞に接続していたら③
未然形に接続していたら④
という具合になります。 このような判別が求められる問題は少なくありません。
問題になっていなくても、意味を取りまちがえていたら訳までおかしくなってしまうので危険です。
この際、接続を覚えていなかったら判別ができずに間違えてしまうかもしれません。
接続の重要性、分かっていただけたでしょうか?
助動詞を覚えるときには意味、活用、接続に注意して暗記しましょう!
②敬語
次に大事なのは敬語です。
日本人は昔から目上の人を尊重して、言葉遣いもそれに応じて変えてきました。
その文化は今もなお引き継がれていますよね。
古文の敬語には三つの種類があります。
尊敬語、謙譲語、丁寧語です。
尊敬語は動作をしている人への敬語、謙譲語は動作を受けている人への敬語、 丁寧語は話を聞いている人への敬語です。
そして次に本動詞、補助動詞というものがあります。本動詞は動作動詞そのもののことを言い、 補助動詞は本動詞の後にくっつく、動作の意味を持たない動詞です。
敬語を覚えるときには意味だけでなく、何語(尊敬語など)の何動詞(本動詞か補助動詞)なのかも覚えることが大事です。
そこまでしっかり覚えることで、その敬語が誰から誰に向けての敬語なのかが分かり、 訳をとる際にも間違えにくくなります。
「給う」などは尊敬、謙譲、丁寧どれも含む語なので、それぞれ訳をしっかり覚えるように注意しましょう。
③助詞
これは助動詞や敬語に比べると重要度は低いのですが、 把握していないと文章全体を通して意味が分からなくなってしまうこともあるので、しっかり覚えましょう。
格助詞の「の」などは絶対に覚えておくべき事項です!
いかがでしたか?
参考にしてみてください。
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