夏期講習はとるべき?いらない?なんのために受けるのかを明確に!
今回のテーマは、
・夏期講習は取るべきか
・夏休みにやるべき勉強
よく、夏は受験の天王山と言われます。
このように言われるのは、夏休みという期間は学校もなく、自分がやりたい勉強に集中できる!という点が大きいですよね。
中には「よーし、夏休みは予備校の夏期講習をたくさんとって頑張るぞ!」と思っている人もいるのではないでしょうか・・・?
この考え方は非常に危険・・・かもしれません。
◆夏期講習は受講すべき?
多くの塾予備校で大々的に実施される夏期講習。高校でも講習が開かれたりしますよね。
それを見聞きするたびに、自分も夏期講習を取ったほうがいいのかなあと不安にかられる人も多いでしょう。
ですが、基本的に夏期講習は受講しないほうがいいです!!!
・ほとんどの人が夏期講習を取るべきでない理由
夏期講習を受講し、それを活かして成績を上げようとすると、大変な労力が必要になり効率的でない場合が多いのです。
というのも、1時間の授業を受講する場合はその予習に1時間、復習に1時間かかってしまいます。
夏休みは自分がやりたい勉強に集中できるからこそ受験の天王山なのです。
英単語を覚えられていない人は毎日1時間英単語を覚えなくてはなりません。
英文法がかたまっていない人は1日1時間英文法に時間を割くべきでしょう。
1日に2時間授業があっただけで6時間の時間が取られる。
それに加えて英文法も英単語も、他の科目の苦手単元もとやっていけるでしょうか。
以上のことから夏期講習で授業を受講することはお勧めできないのです。
・夏期講習を受講する意味がある人とは?
科目ごとにみたときに基本的な内容が理解できていて、知識もある程度はいっている人は夏期講習を受ける意味があると言えます。
そういった人であれば予習で知らない知識をたくさん調べたりする必要はありませんし、復習で頭に入れなくてはならない量も限定できるので、定着しやすいし時間もそこまで取られずに済みます。
こういった基本的な内容が夏前に仕上がっている状態の人は偏差値60以上出ているのではないでしょうか。60を下回っている人の多くは基本的な内容がまだ頭に入ってないはずです。
トップの画像に「夏期講習を受けて意味があるのは16%の人だけ」と書いているのは、偏差値60以上となる人は全体のおよそ16%に相当するからです。
偏差値60以上で夏期講習を受けるよ!という人は、予習と復習はしっかりとしてください!そうでないと貴重な夏の時間が無駄になってしまいます!!!
偏差値60以上の人も自学自習でやった方が早いかもしれませんが
◆夏期講習を受講せずにやれるのか?
夏期講習じゃ理想通りとはいかないことはわかったけど、それならどうしたらいいのか?
それは自学自習をすることです。
想像してみてください。
英単語は単語帳の半分くらいしか覚えていない。英文法もまだまだの状況で英語長文の解説授業を受けました。
最低限の知識がないと長文は読めませんから、予習で調べることはしたけど覚えられていない、だから解説もはいって来づらい。そうなってしまうのではないでしょうか。
「予習に1時間、授業で1時間、復習で1時間。3時間で今回の長文の内容を完璧にしました。」という人と「3時間で英単語250語覚えました」という人とでは後者の方が読める文章も増えているでしょうし、その後の勉強効率も上がっているでしょう。
そのため、まずは自学自習で自分に足りていない知識を覚えることが先決です。
それがある程度できたら、次は問題演習でのアウトプットです。
覚えること、問題を解くことにおいて授業は必要でしょうか・・・?
自分でやった方が絶対に効率よくないですか・・・?
自学自習で進めていく上で、「いつまでに・何を・どうやって勉強するのか」といったことがわからない人は一度武田塾にご相談ください。これからやるべき勉強というのをお伝えします!
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