滑り止め大学に受かったけど、浪人すべき?
授業をしない塾の武田塾三軒茶屋校です☆
この時期、受験生は合否の結果が出て一喜一憂していることでしょう。
全落ちした人は、後期受験をするかどうか悩みますね。
第一志望は不合格だったけど、滑り止めは合格したという人は多いでしょう。
ここで起きる問題が、滑り止め大学を蹴って浪人するかどうかです。
毎年この問題で悩む人は多いです。
今回は、塾の立場から個人的な考えを書きたいと思います。

◆浪人は現役時代の倍以上頑張らなければならない
塾としてはですね、よっぽど惜しい状態でなければ滑り止めの大学に進んだ方がいいんじゃないかと思います。
理由は、浪人すれば受かるという保証がないからです。
浪人してまで受験するということは、偏差値が高い大学を受験する人が圧倒的に多いのです。
難関大学は毎年倍率も高いし、偏差値も高いままですよね。
大学自体の難易度が下がるわけでなく、年によっては受験者数が増えたりして難易度が上がる可能性もあります。
現役時に必死で勉強しても受からなかったなら、浪人生になったらその倍以上勉強しなければなりません。
それでも、絶対に合格できるわけじゃないんですよ!
◆浪人生が現役生より勉強しなくなるのはよくあること
浪人生になると、現役時よりも勉強をしなくなる人がいます。
勉強できる時間が増えるにもかかわらず、やる気と偏差値が下がるのです(;´・ω・)
これは浪人生あるあるです。
何故⁉と思うかもしれませんが、人間ってそういう生き物なのです。
毎日夏休み状態なので、時間があると思っちゃうのです。
生活リズムがくずれて、体調も良くないし、そんな自分が嫌で精神的にも良くなくなるという負のスパイラルに陥る人を何人も見てきました。
現役生の頃の方が、時間が無い分勉強に打ち込めるのです。
ものすごく勉強好きという人以外は、そんなに長時間勉強をしていられないのです。
毎日お休みというのは幸せですが、毎日勉強しなければならないというストレスがついて回るのです。
現役時と同じ勉強量と同じ勉強時間なら、合格できないと分かりますよね…。
◆最後に
大学名、ブランドという問題は仕方ありません。
それまでに、自分が必死で勉強しても不合格なら現実を受け止めることも必要です。
浪人生になって自分が必死でやってきた勉強を上回って一年間勉強できるなら、頑張ってみるのも良いです。
しかし、生半可な気持ちで浪人すると現役時に合格していた大学も落ちることが多々あります。
よく考えてから選択しましょう( `―´)ノ
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