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生物の遺伝 メンデルの法則

生物を受験で使う人は、「遺伝」という単元でかなりつまずく人がいます。

今回はその遺伝を攻略するべく、メンデルの法則について考えてみましょう!

◆メンデルの法則とは?

メンデルが1865年に発見した遺伝の法則。

親の形質は遺伝子によってある規則性をもって子や孫に伝わるというもの。

優性の法則・分離の法則・独立の法則の三つの法則からなる。

優性の法則に関しては優劣関係のはっきりしないものが多いので,これを除く場合もある。

~三省堂 大辞泉より~

◆メンデルの法則 「優性の法則」

2つの純系を交雑させた雑種第一代では、対立形質のいずれか一方のみが現れるというものです。

花を例にしてみます。

赤い花を咲かせる植物と白い花を咲かせる植物を交雑させたとき、その子供である花は混ざってピンクにはなりません。

赤い花のものしか生まれないということです。

◆メンデルの法則 「分離の法則」

配偶子が形成されるときに対立遺伝子が互いに分かれて別々の細胞に入るということです。

例を挙げますと、Aとaという遺伝子を持つ個体が存在するとします。

ここから配偶子が形成されるとき、2種類の配偶子Aとaはそれぞれ別々の配偶子に分配されます。

その為、一つの配偶子にはAとaの遺伝子があり片方は空っぽということは決して起こりません!

◆メンデルの法則 「独立の法則」

2つ以上お対立遺伝子を有する場合、それぞれの遺伝子はお互いに影響し合うことなく独立して分配されるというもの。

例えば遺伝子型AaBbという個体があるとします。

その個体から生じる配偶子は、AB,Ab,aB,abの種類の配偶子が同じ割合で生じることになります。

ただし、この法則が成立するのはそれぞれの遺伝子が別々の染色体上に乗っている場合のみとなります!

◆不完全優性について

メンデルの法則が当てはまらない代表的な例外です。

優性の法則で挙げた例で、赤い花と白い花の交雑で赤色の花しかできないとありました。

しかし、不完全優性ではピンク色の花を咲かせます。

有名な例ですとマルバアサガオです。

アルバアサガオを交雑した場合は、赤色とピンク色と白色の花が1:2:1の割合で生じます。

◆連鎖について

こちらもメンデルの法則の例外になります。

独立の法則で、この法則が成立するのはそれぞれの遺伝子が別々の染色体上に乗っている時とありました。

しかし、同じ染色体上に存在する場合を「連鎖」と呼びます。

減数分裂の際にも二価染色体の間で一部が入れ替わって染色体の乗換えを生じることがあります。

この結果、連鎖している遺伝子の組み合わせがかわることを組換えといいます!

◆最後に

ここで紹介したもの以外にも、特殊な遺伝様式は数多くあります。

代表例は絶対覚えてもらい、さらに深く知識を広げてください。

いかがでしたか?

参考にしてみてください。

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