【赤本・青本】大学受験の過去問は何年分解いたらいい?
授業をしない塾、武田塾三軒茶屋校です!
今回は直前期の赤本演習についてのお話。
大学の過去問って何年分くらい解いた方がいいんですか?
生徒からそんなことを聞かれたので記事にします。
◆まずは一通り過去問を解いてみる
まずは直前期までに過去問演習に入っても大丈夫な状態を作ることが大切です!
それが出来たらいよいよ過去問演習となるわけですが、まずは受けようと思っているところ、悩んでいるところを一通り解いてみましょう。できれば2年分。
そして、各大学の傾向を確認しつつ、合格点に対して自分がどれくらい取れているのかを確認しましょう。
2年分解くのは難化した年の問題で絶望したり、易化した年の問題で調子に乗っちゃったりしないようにだったり、
◆志望順位、解いてみた状況で解く量を決める
まずは第一志望校。
これはがっつり対策をしたいですよね。たくさん解きましょう。ある程度有名な大学、国公立大学であれば古本屋なども利用すれば10年20年分揃えることも難しくありません。時間が許すだけなるべくたくさんやった方がいいでしょう。
次に第二志望以降。
志望順位高めのところはそこそこの量解きましょう。最低でも3〜5年分(赤本1冊分)は欲しいです。
そして滑り止めの大学。
まずは1〜2年分は最低でも解きましょう。
そこで余裕で合格できるだけの点数が取れている場合はそれ以上解く必要性は低いですが、なんとか合格できる程度かそれ以下の場合は対策の勉強をした上でもう少し解いてみた方がいいでしょう。
◆過去問を解くペース
じゃあ過去問を解くペースは?ということで、過去問をたくさん解きたいからといって毎日1年分ずつ過去問を解くなんてことは正直無謀だと思います。それは本当に自分の力になっているでしょうか・・・?
過去問演習は何か別の目的を持って解く場合を除いて基本的に週に2〜3年分ずつ解くようにしましょう。
・週2年分ずつの場合
月曜 過去問1年分
火曜 分野別対策
水曜 分野別対策
木曜 過去問1年分
金曜 分野別対策
土曜 分野別対策
日曜 総復習
基本的にこんなサイクルになります。
過去問を解いたら自分の弱点や、それを克服するために何をすべきかを分析します。それに基づいた分野別の対策をしてまた過去問を解く。そうゆうサイクルです。
これをせずに過去問を解きまくってもなかなか点数は伸びません。
分野別の対策が進んできたら分野別対策に要する日を減らして週に3年分ずつ解くようにしてみましょう!
必ず分析を基にした対策をするようにしてください!
(満点近い点数が取れた場合は対策にかける日はなくてもいいでしょう!)
武田塾チャンネルでもこの話題は扱ってますのでよかったらみてください!
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