理系でも国語力が必要⁉
授業をしない塾の武田塾三軒茶屋校です☆
文系でも理系でも受験勉強のためにはまず、暗記が必要だとここのブログで伝えてきました。
『受験勉強には暗記が10割』という本まで出版されているくらいです。
しかし！！ 暗記の段階が終わっても応用問題が解けないという人は結構多いです。
偏差値も頭打ちで、そこからなかなか伸びずに苦しい人はいるのではないでしょうか？
それ、国語が原因かもしれません！
◆暗記はできたけど、問題を間違える原因とは？
まずは英語を例にとって説明します。
英語の問題を解けるようにするためには、英単語と英文法を覚える必要があります。
英単語帳、英文法書を一冊完璧に覚えたとしましょう！
さあ、覚えたものを使って長文を解いてみようとしました。
ところが、解答はミスだらけ…あんなに暗記を頑張ったのに解けないなんてどうして？と悩みますよね(;´Д｀)
それ…もしかしたら国語力の問題ではないでしょうか！
長文を読んだ時、一行の中で一つでも分からない英単語があるとその文の内容が分からなくなってしまうという人がいます。
文法も分かっているのに文の意味が分からないなら、原因は単語力でも文法力でもありません。
国語力です！
英単語帳を一冊覚えても、入試問題で知らない単語が出てくることは当然あります。
その時、単語が分からなくても文脈から推測できなければなりません。
それは国語力なのです！
◆理系でも国語力が必要！
自分は理系だから関係ないね～と思っちゃったあなた！ そうは言ってられません。
まず、英語は文系理系関係なく大学受験で使います。
そして、数学や理科の問題でも国語力がなければ解けなくなってくるのです。
単純な計算問題だけが出題されるわけではないので、出題内容から使う式を導き出す必要があります。
導き出す式は暗記ですが、何をという部分は国語力が必要です。
結局、出題内容を理解できなければせっかく暗記した式を使うことができないのです(´;ω;｀)
◆国語力が無い時の対策とは？
絶望的な話ばかりしても仕方ありません。
対策を考えましょう。
★高校1年2年の場合
比較的まだ受験まで時間がある場合は、例え理系に進むと決めていても現代文の問題を毎日解いていきましょう。
簡単な文章の問題集で大丈夫です。
そして、できれば要約までしていけば力がついていくはずです。
もちろん分からない語彙は調べてください。
★受験生の場合
受験まで時間がない理系の学生は、正直現代文まで勉強する時間はあまりないでしょう。
個人差はあると思いますが…。
時間が無いなら、勉強の質を上げるしかありません！
英語の長文なら初見で間違えたとしても、二回目以降は誰かに完璧に解説ができるまで仕上げます。
解説を読んで終わってしまってはいけません。
一つ一つの問題を大切に解いてください。
理系科目に関しても同様です。
同じ問題でも二回目以降は何も見ないで、式から回答を導き出せるようにしましょう。
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